終身保険の仕組みとメリットデメリット

最終更新日 2024年5月10日 by landru

「終身保険に加入したい」
「終身保険のデメリットも知りたい」
「ウェルスデザインの評判は?」

終身保険という言葉は知っているけど、よく分からないという人もいるかもしれません。
この保険は保険の対象となる人が死亡したり高度障害になった場合に家族に保険金が支払われる保険のことです。

ウェルスデザインさんに聞く!ファイナンシャルプランナーの選び方のポイント

契約返戻金がない場合もあるので注意

ウェルスデザインなど保険にはいろいろありますが、これまでは主たる契約が終身保険でありその特約として病気やケガ、入院などの特約が付いているのが一般的でした。
ですが現在は医療保険や傷害保険については別々に入るのが主流で、その方が保険料が安くなる傾向があります。
また終身と名前でも掛け捨てだったり契約返戻金がない場合もあるので加入には注意が必要です。
(参考:ウェルスデザイン為替

保険料の支払方法

終身保険は保険期間が長いため保険料の支払方法もいくつかあります。
代表的なものが一時払い、月払い、年払いです。
全期前納払いというのもありますが、一時払いとの違いは保険期間全期間分の保険料を一括して支払うというものです。
支払った金額は保険会社が運用してくれるので受け取るときはその運用益も一緒に受け取れます。
終身保険は解約すると支払った保険料が戻ってきますが、支払が終っていた場合は払い込んだ金額と同額程度が戻ってくるのが一般的ですが、途中で解約した場合は払い込んだ金額を下回る金額が戻ってくると考えた方がよいです。

終身保険のメリットや活用方法

学資保険として利用できる

終身保険のメリットや活用方法ですが、学資保険として利用することができます。
学資保険は親に万が一のことがあったときの子供の教育資金確保が目的ですが、同じ目的で子供の進学に合わせて保険期間を設定して保険料を支払い、満期がきた段階で解約すれば払い込んだ以上の解約返戻金が受け取れます。

老後の生活資金の準備

老後の生活資金の準備としても活用できます。
今後少子高齢化が続けば現在の公的年金制度の維持は難しくなるため、若い人は今から老後資金の準備について考えておく必要があります。
その1つの手段として利用できます。

預貯金と違い死亡保障がある

株や投資信託のようにリスクは取りたくない、でも預貯金は利回りが低いので他に手段がないと考えている場合は選択肢になります。
預貯金と違い死亡保障があるというメリットと、また解約には手続きが必要なので面倒だという心理面の抵抗からなんとなく続けてしまう、その結果としてコツコツとお金を貯めるということになります。

まとめ

老後資金や子供の学資保険の代わりなど、いろいろと用途がありますがデメリットがあることも知っておきます。
払い込みが長期間になる場合は特に注意したい点です。
途中解約すると支払った保険料よりも解約返戻金が少なくなってしまいます。
また解約返戻金の範囲内で保険会社からお金を借りることができますが、その際の金利は決して低くないので利用を検討する場合はよく考えてみることです。

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