賭け麻雀は逮捕されないケースもある?

賭け麻雀をしているということの立証が難しい

賭け麻雀は逮捕されないケースは多いといって良いかもしれません。
というのは、賭け麻雀をしているのかどうかという事は、極めて立証が難しいという事があるからです。

逮捕ということになれば、これは当然、証拠が必要になるのですが、その証拠は麻雀を賭けて行っているという物が必要になるというわけです。
という事は、お金が移動しているところは当然必要となりますし、そのお金が麻雀のゲームの結果と関連して動いているという事の証明も必要になると考えていいでしょう。

ですから、ほとんどの場合において現行犯で麻雀のゲームが終わって、点数の集計がその場で為されて、お金の移動が行われたその瞬間の現行犯で無ければなかなか逮捕されるという事は無いのです。

後で計算をして後日に清算というようなことなれば、まず違法性の立証というのは不可能と考えていいでしょう。
賭け麻雀をしていたという様に当人たちが、全員証言をすればそれは立証されるかもしれませんが、その移動したお金が単に食事代を払ったというように言えば、それで麻雀との関係性は否定される事になります。

違法性が問われるのは賭博行為でお金を賭けているという事実

このように、賭け麻雀で逮捕をすることが出来るというのは、極めて難しいことだと考えていいはず。
こうなるのは、違法性が問われるのは麻雀そのものではなく、賭博行為でお金を賭けているという事の方にあるという事だからです。

ですが、目に見えているのは、ゲームとしての麻雀であって、それが賭博かどうかは最終的にお金が移動するかどうかでしか判断をすることは出来ません。ゲームの勝敗表を見ても、それは単なるゲームの結果であって、賭博行為の証明にはなりません。

これが賭け麻雀に限らず、全ての賭博行為を取り締まるときの問題点という事にもなると言えるでしょう。
何しろ、ゲームそのものは違法ではないわけですから、ゲームの最中に違法性を問う事はまず不可能です。

そして、最終的なお金のやり取りが、その場で行われるという可能性もそれほど高いモノではありません。
多くの場合においては、後で月末にとか、場合によっては次に集まる機会にというようにしたりするケースもあります。

証拠が無ければ有罪として罪を確定することはしない

特に頻繁に賭け事をしているという人の場合は、その場で決済するという事よりも、月末などにまとめてというようにする事の方が多いと考えていいでしょう。
そうなると、まずどの賭け事の決済が行われているのかという事は、立証することも難しいという事になります。

たまに賭け事をするという人の場合は、その場で決済をすることが多いのですが、これとてゲームのお金と、弁当やお菓子などのお金とをまとめて決済するというような事がありますから、その場で計算をしている表などを押収しなければ、なかなかお金を賭けているという事の立証は難しいと考えていいでしょう。

計算をした紙が無ければ、後はそのお金はお菓子代ですと言われれば、それでもう麻雀との関係性を証明することは出来ません。
賭け麻雀を含めて賭け事で逮捕されるという事が、ほとんどの場合において現行犯になっているのは、この違法性の証明が極めて難しいからだといっていいはずです。

日本の裁判は証拠主義で、証拠が無ければ有罪として罪を確定することはしないのが方針です。
証拠が無い場合はどれだけ怪しいという事があったとしても、罪を問う事は難しいというわけです。

麻雀をしていれば、100%の確率で賭けているという事は言えません。
賭けていない事もかなりの確率であるわけですから、これを取り締まるという事が如何に難しいのかという事がこの事を考えても分かるでしょう。

逮捕されないケースがあるというよりは、そのケースの方がほとんどだと考えても良いかもしれないのです。